肉料理や魚料理を盛り付けるためのディナープレートやスイーツが映えるデザートプレートや少し深めのスーププレートなどのお皿、野菜のみずみずしさや鮮やかな色やフレッシュさを際立たせる大きめのサラダボール、ティータイムを魅力的に演出してくれるコーヒーカップやマグカップやティーポットやクリーマーやシュガーポット、和食に欠かせない土鍋や蒸椀や刺身皿や呑水や円菓子碗や焼物皿や土瓶や煎茶碗や湯呑など、食卓を美しく彩ってくれる食器には様々なものがありますが、ぐい呑みやおちょこもそれに該当します。ワインやシャンパンやビールやカクテルなどを飲むときはそれに応じたグラスを使いますが、日本酒を飲むときはおちょこやぐい呑みを使います。

お酒も器もこだわる

ワンランク上の晩酌を実現させたいなら、錫製のおちょこを選んでみるのも一つの手です。ガラス製や陶器製や磁器製や漆器製など日本酒を飲むためのおちょこには色々な材質のものがありますが、錫製のおちょこは見た目こそ不愛想ですが、趣深さもありひと味違います。錫製のおちょこに隠された魅力やメリットについてですが、熱伝導率が良くて日本酒に熱が伝わりやすく熱燗にすれば冷めずに熱々の状態で飲むことが出来て冷酒にすればひんやりとした冷たい状態で飲める、浄化作用や殺菌作用に優れていてイオンの作用もあり日本酒の味が良くなりバランスの整った美味しさが口の中に広がる、日本酒をまろやかに柔らかくする作用を持っており口当たりが良く飲みやすい、錆びない性質があり日本酒の中に有害な物質や毒素などが溶け出す心配が無く安心して飲み続けることが出来る、他の材質のおちょこでは味わえない甘さやフルーティーさが味わえるなどがあります。

弱点

魅力やメリットが満載で、見た目が美しいだけではありません。デザイン性と機能性を兼ね備えた優秀で万能な食器であると言えるでしょう。ガラスや陶器の場合は床に落としたりしてしまった際に割れたりひびが入ったりしますが、錫の場合はその心配が無く長持ちさせることが出来るというのも嬉しいポイントです。融点が低く熱に弱いという性質がありますので、直接火にかけたり電子レンジで加熱したりするのはご法度です。優しくいたわりながら取り扱いましょう。ぐい呑みやおちょこは小さいので食器棚に入れても場所をとりませんし、デザイン性の高い魅力的なものが数多く市販されていますのでコレクションにも最適です。錫製のおちょこに合う日本酒を見つけるという楽しみ方もあります。